二階の窓辺に眼鏡を掛けた男がいた。往来でも眺めながらのんびりしているようだった。カメラを受けると、男は険しい顔付きで、ピースサインを作った。
雷門(東京)
かつては風鈴の音が聞こえる範囲が聖域とされ、災いから守ってくれるものと信じられていた
常滑(愛知)
常滑焼の風鈴
旧芝離宮恩賜庭園(東京)
旧芝離宮恩賜庭園の風鈴
ホーチミン市(ベトナム)
ベトナムというとアオザイを思い浮かべるものの、町中で着ている人は少ない
ミトー(ベトナム)
カーテンの向こうの女の子
ビガン(フィリピン)
手を組んでいた男
窓際の笑顔
板張りされた窓から顔を出す犬
家の中の笑顔
ビガンのメナ・クリソロゴ通り(ビガン)
カレサの後方の窓
ジャカルタ(インドネシア)
通るたびに挨拶を交わすようになった男にカメラを向けるとピースサインが返ってきた
カメラを見ても女の子の表情は特に変化しなかったけれど、しっかりとピースサインをしていた
7歳から12歳のインドネシアにおける就学率は男の子も女の子も99%を越えている
アメリカの囚人服の風采に由来するとされる腰パンは、ジャカルタでも若者の着こなしとしてすっかり定着しているようだ
ジャカルタでも日本や韓国、台湾と同じようにピースサインは写真撮影時の一般的なポーズになっている
ハヤム・ウルク通り(ジャカルタ)
ジャカルタで見かけた給油機は人間にする点滴と同じ仕組みで動いているような気がした
タマン・サリ地区(ジャカルタ)
ひとりの男の子だけが皆から離れて黙々と太鼓を叩いていた
グロドック(ジャカルタ)
きちんと招福駆邪するためのお金を渡していたから、男は笑顔で応じてくれた
ラヤ・マンガ・ベサール通り(ジャカルタ)
麺類を出す食堂にいたふたりの女の子は快く写真に応じてくれた
成功市場(台北)
中華圏では餃子とご飯は同じものなので、餃子をおかずに白い米を食べるということはない
バゴー(ミャンマー)
鷹揚に構えていた男の子たちの中で、真ん中にいた男の子だけがふんぞり返りながらピースサインを繰り出した
ヤンゴン(ミャンマー)
新聞売りの男は僕を見つけても、はなから新聞を売るつもりはなかったようでカメラにばかり興味を示した
タニン(ミャンマー)
雨が降りしきる中、生徒たちの視線に負けないようにカメラを向け返すとピースサインを繰り出してくれた
8年前にもやって来た駅の細長いプラットホームは、前と同じように閑散としていた
No
2292
撮影年月
2008年9月
投稿日
2008年12月10日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
ビガン / フィリピン
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM
国立人類学博物館(メキシコシティ)
オルメカの巨石人頭像はアフリカ人を思わせる造形をしている
澤蔵司稲荷(東京)
鳥居が寄り集められていると何かを封印しているように見える
プネー(インド)
おでこの線はティラカと呼ばれる宗教的な印で、色や形で信仰する宗派を示している
マルダ(インド)
四角い顔の男
渋谷駅(東京)
スクランブルスクエアとヒカリエを繋ぐ連絡通路から銀座線渋谷駅の様子が見られたら、もっと楽しいのにと思う
東京ドームシティアトラクションズ(東京)
入り組んだ鉄骨
北海道
東京
静岡
千葉
埼玉
群馬
町角
建築
乗り物
静物
人びと
自然
馬車の上で若い御者が振り返った
ビガンの道端に咲いた傘